- アプリ削除・解約・アカウント削除の違い
- 解約後の期限とデータの扱いの見分け方
- 書き出したデータを移行先で確かめる方法
結論
使わなくなったサブスク(定期的に料金を払って使うサービス)をやめたいけれど、保存したデータがどうなるか分からない。そんなときは、解約の前に三つを確かめます。いつまで使えるか、データがどう扱われるか、どう書き出して引き継ぐかです。解約後の扱いはサービスごとに違うため、自分の契約の案内で確かめることが出発点になります。
削除・解約・アカウント削除は別の操作
似ていますが、三つは別の操作です。
- アプリの削除:端末からアプリを消す。契約は続く場合がある
- サブスクの解約:次回からの更新を止める
- アカウントの削除:サービスに登録した情報そのものを消す
アプリを消しても、定期購入は解約されない場合があります。Google Play の場合も、iPhoneの場合も、アプリを削除しただけでは定期購入は解約されないと案内されています。
解約は、契約した窓口で行います。iPhoneの場合、通信会社などを通して契約したサブスクは、その会社に問い合わせるようAppleは案内しています。Webサイトで直接申し込んだものは、そのサービスの画面で手続きすることが多いでしょう。
三つの日付を分けて考える
解約に関わる日付は、一つではありません。
- 更新停止日:次の請求が止まる日
- 利用終了日:有料の機能が使えなくなる日
- 保存期間:データが残される期間
Google Play の場合、解約しても支払い済みの期間中は利用できると案内されています。Google One の場合は、解約すると契約期間の終了後に追加した容量が使えなくなり、無料の上限を超えたままだとGmailの送受信やドライブへのアップロードができなくなります。上限超過が2年以上続くと、コンテンツが削除される可能性があるとも案内されています。
これはあくまで一つのサービスの例です。解約直後にデータが消えるとも、いつまでも残るとも、一般には言えません。閲覧だけできるのか、編集や書き出しもできるのか、容量の条件はどうかも、サービスごとに確かめます。
アプリを消しても、定期購入が解約されない場合があります。解約は契約した窓口で行います。
それぞれの日付と、その間にできること(閲覧・編集・書き出し)は、サービスごとに違います。
何を持ち出せるかを確かめる
書き出し(エクスポート)できる範囲は、サービスによって違います。本文だけなのか、添付ファイル、コメント、変更の履歴まで含まれるのかを確かめてください。
データ形式にも注意します。PDFで書き出せば読むことはできますが、別のサービスで編集し直せるとは限りません。編集を続けたいなら、移行先が読み込める形式かを確かめます。
書き出したら、ファイルを開いて中身を見ます。そのうえで、移行先に少量だけ取り込んで試すと、文字化けや抜けに早く気づけます。Googleのデータの書き出しの場合、作成したファイルには約7日の有効期限があると案内されているので、届いたら早めに保存します。
一緒に使っている人への影響
チームや家族で使っているサービスでは、解約やアカウント削除が他の人に影響する場合があります。共有リンクが開けなくなる、共有したファイルが見られなくなる、といったことです。自分が所有者になっているファイルは、必要に応じて所有者の変更ができるかを確かめ、使っている人に先に伝えます。
例えば、チームで使う文書サービスを個人の契約でまかなっていた場合、解約の前に、誰がどの文書を使っているかと、所有者を移せるかを確かめておきます。
確認リスト
- 契約した窓口(ストア・通信会社・Webサイト)を確かめた
- 更新停止日・利用終了日・保存期間を分けて確かめた
- 解約後に閲覧・編集・書き出しができるかを確かめた
- 本文・添付・コメント・履歴のうち、持ち出せる範囲を確かめた
- 書き出したデータを開き、移行先で少量を試した
- 共有している人と、所有者の変更の要否を確かめた
今日、まず確認すること
契約中のサービスを一つ選び、解約した後のデータの扱いを案内で確かめる。