30秒で分かる説明
MVNOは、自社で大規模な携帯電話の設備を持たず、大手の通信会社(MNO)の回線を借りてスマホの通信サービスを提供する事業者です。格安SIMや格安スマホと呼ばれるサービスの多くは、この仕組みを使っています。
詳しい説明
MVNOは Mobile Virtual Network Operator の頭文字で、日本語では「仮想移動体通信事業者」と呼ばれます。「仮想」とは、自分では電波を出す設備を持たず、借りたネットワークを使ってサービスを作っている、という意味です。
総務省の案内によると、MVNOのサービスには、1GB・3GB・6GBのような少ないデータ量のプランが多くあります。一方で、店舗が少なくオンラインでの対応が中心であることや、お昼休み・通勤時間帯・夜間など混み合う時間帯に、データ通信の速度が下がる場合があることが注意点として挙げられています。これは、ネットワークの一部を借りてサービスを提供しているためです。
MVNOのSIMを使い始めるときは、端末でAPNの設定が必要になる場合があります。設定の方法は各社の案内に書かれています。
どこで使われる?
- 毎月の通信費を見直すとき
- 家族の中で、データをあまり使わない人の回線を選ぶとき
- 2台目の端末や、データ通信専用の回線
具体例
ふだんは自宅や職場のWi-Fiを使い、外ではメールと地図くらいしか使わない人が、少ないデータ量のMVNOのプランに替えました。昼休みに動画を見ると遅く感じることがありましたが、使い方から見て問題はなく、そのまま使い続けています。
よくある勘違い
- MVNOは電波が弱い、と思われがちですが、借りている元のMNOと同じ基地局の電波を使っています。遅く感じるときは、電波の強さよりも、混み合う時間帯に通信が集中していることが関わっている場合があります。
- 格安SIMはどれも同じ、と思われがちですが、借りている回線やサポートの形、プランはMVNOごとに違います。