30秒で分かる説明
APNは、スマホがデータ通信をするときに、どの通信会社のネットワークの入口を通るかを指定する設定です。格安SIMに乗り換えたとき、電話はできるのにネットにつながらない場合は、この設定ができていないことがあります。
詳しい説明
APNは Access Point Name の頭文字です。スマホからインターネットにつなぐとき、データは通信会社のネットワークの入口を通ります。その入口の名前や、つなぐための情報をまとめたものがAPNの設定です。
大手の携帯電話会社で買ったスマホに、その会社のSIMを入れて使う場合は、たいてい最初から設定されています。別の会社のSIM、とくに格安SIMを使うときは、自分で設定したり、設定用のファイル(プロファイル)を入れたりする必要がある場合があります。設定する値は、各社のサイトや、SIMと一緒に届く案内に書かれています。
総務省の案内では、VoLTEを使うためにAPNの設定が必要になる場合があることにも触れています。通話もデータ通信も、乗り換えたあとに一度試しておくと安心です。
どこで使われる?
- 格安SIMに乗り換えた直後の設定
- 海外で現地のSIMを使うとき
- モバイルルーターや、通信機能のあるタブレットの設定
具体例
新しい格安SIMを差したスマホで、Wi-Fiを切るとネットが見られなくなりました。SIMと一緒に届いた案内を見ると、APNの設定が必要と書かれていたので、案内どおりに設定の画面で値を入れたところ、データ通信ができるようになりました。
よくある勘違い
- APNを設定しないとSIMが壊れている、と思われがちですが、多くは設定が足りないだけです。まず案内どおりに設定し直します。
- 前の会社のAPNの設定を残しておいても問題ない、と思われがちですが、古い設定が残っていると、つながらない原因になることがあります。使わない設定は、案内に従って整理します。