30秒で分かる説明
SIMは、スマホに差しこむ小さなICカードで、「この端末はどの回線契約で使うか」を決める情報が入っています。SIMを差すと、その契約の電話番号やデータ通信が使えるようになります。スマホ本体が「電話機」だとすると、SIMは「契約の身分証」のようなものです。
詳しい説明
SIMは Subscriber Identity Module の頭文字で、SIMカードとも呼ばれます。中には、契約者を見分けるための番号などが記録されています。端末の側ではなくSIMの側に契約の情報があるので、SIMを別の端末に差し替えれば、同じ番号をその端末で使える場合があります。
SIMカードには大きさや機能の違いがあり、端末に合うものを選ぶ必要があります。最近のスマホでは、カードを使わずに端末に組みこまれた「eSIM」に対応したものも増えています。
別の会社のSIMを差しても使えるかどうかは、端末の「SIMロック」の有無と、その会社が使う電波の周波数に端末が対応しているかで決まります。総務省の案内によると、2021年10月以降に発売されたスマホは、SIMロックが原則禁止されています。
どこで使われる?
- スマホやタブレットで、電話やデータ通信を使うとき
- 格安SIMに乗り換えるとき
- モバイルルーターや、通信機能のある機器
具体例
スマホの画面が割れて買い替えるとき、古い端末からSIMカードを抜いて新しい端末に差しこむと、同じ番号で使い始められることがあります。ただし、新しい端末がそのSIMの大きさや会社の周波数に合っているか、事前に確かめておく必要があります。
よくある勘違い
- SIMに写真や連絡先が全部入っている、と思われがちですが、写真やアプリのデータは基本的に端末の本体やクラウドに保存されています。機種変更のときは別にバックアップが要ります。
- SIMフリーの端末ならどの会社でも快適に使える、と思われがちですが、周波数の対応によってはつながりにくい場合があります。