30秒で分かる説明
MNPは、今の電話番号を変えずに、別の携帯電話会社へ乗り換えられる制度です。日本語では「携帯電話番号ポータビリティ」と呼ばれます。番号が変わらないので、家族や取引先に新しい番号を知らせ直す手間がかかりません。
詳しい説明
MNPは Mobile Number Portability の頭文字です。総務省の案内によると、乗り換えの方法には2つあります。1つは、今の携帯電話会社で「MNP予約番号」を取ってから、乗り換え先に申し込む「2段階方式」です。もう1つは、2023年5月24日に始まった「ワンストップ方式」で、乗り換え先に申し込むだけで済み、予約番号は要りません。ワンストップ方式が使えるかどうかは、今の会社と乗り換え先の両方が対応しているかで決まります。
MNP予約番号には有効期限があります。期限の日数は各社の案内で確かめてください。
転出(MNP)の手続きは、ウェブで行えば無料です。電話や店舗で手続きする場合は、1,100円以下の手数料がかかる場合があります。また、乗り換え先での契約が完了するまで、今の契約は解約されません。乗り換えの手続きの際に、携帯電話会社が引き止めることは禁止されています。
どこで使われる?
- 大手の携帯電話会社から格安SIMへ乗り換えるとき
- 格安SIMどうし、またはサブブランドやオンライン専用ブランドへ移るとき
- 仕事で使っている番号を変えずに、契約だけを見直したいとき
具体例
名刺に携帯の番号を載せている人が、料金を見直して別の会社へ移ることにしました。乗り換え先のサイトで申し込むと、ワンストップ方式に対応していたので、予約番号を取らずに手続きが進みました。新しいSIMが届いて開通の手続きをすると、同じ番号のまま新しい会社の回線に切り替わりました。
よくある勘違い
- 先に今の会社を解約してから申し込む、と思われがちですが、解約すると番号は引き継げません。乗り換え先での契約が終わると、元の契約は自動的に終わります。
- 番号と一緒にキャリアメールも引き継がれる、と思われがちですが、メールアドレスは基本的に使えなくなります。使い続けられるサービスがあるかは、各社の案内で確かめます。