- ハザードマップポータルサイトの2つの入口
- キキクルの色と警戒レベルの対応
- 2026年5月から変わった防災気象情報の名前
- 避難情報と警戒レベル4の意味
- 停電情報の調べ方と平時の登録
結論
災害のときに頼りになるのは、国や自治体、送配電会社が出す公式の情報です。自宅の危険はハザードマップ、雨の危険度は気象庁のキキクル、避難の判断は市町村の避難情報、停電は地域の送配電会社のページで確かめます。
どれも、災害が起きてから探すと時間がかかります。平時のうちにブックマークし、通知や防災メールを登録しておくのが準備の中心です。
平時に登録しておく4つの公式の情報源
- 国土交通省のポータル
- 住所・現在地で調べる
- 指定避難所も地図で
→ 自宅の危険を知る
- 気象庁の危険度分布
- 紫は警戒レベル4相当
- 通知サービスがある
→ 雨の危険度を見る
- 市町村が出す
- レベル4は避難指示
- レベル4で全員避難
→ 避難を判断する
- 地域の送配電会社
- 地域・軒数・見込み
- 復旧時刻は目安
→ 停電の範囲を知る
自宅の危険はハザードマップで
国土交通省のハザードマップポータルサイトには入口が2つあります。「重ねるハザードマップ」は、洪水・土砂災害・高潮・津波の危険や道路の防災情報、土地の成り立ちを1枚の地図に重ねて表示します。住所の入力、現在地、地図のどれからでも調べられ、危険の内容を文字で読む表示もあります。2026年7月からは、指定避難所も地図で確かめられるようになりました。
「わがまちハザードマップ」は、市町村が作ったハザードマップへの入口です。安全な避難先は災害の種類で変わるため、首相官邸の防災のページも、自宅の危険と避難場所・避難経路を種類ごとに確かめておくよう勧めています。
雨の危険度はキキクルで
気象庁のキキクル(危険度分布)は、大雨による土砂災害・浸水害・洪水の危険度の高まりを、地図の色で示します。気象庁の案内では、色と警戒レベルは次のように対応します。
| キキクルの色 | 警戒レベル | 気象庁が示す行動 |
|---|---|---|
| 黒「災害切迫」 | 5相当 | 直ちに身の安全を確保 |
| 紫「危険」 | 4相当 | 避難指示がなくても自ら避難を判断 |
| 赤「警戒」 | 3相当 | 高齢者等避難に注意し、避難の準備 |
| 黄「注意」 | 2相当 | ハザードマップで避難先と経路を確認 |
2026年5月29日からは、防災気象情報の名前にレベルの数字が付きました。「レベル3大雨警報」のような形です。警戒レベル4に当たる「危険警報」が新しく設けられ、これまでの土砂災害警戒情報は「レベル4土砂災害危険警報」になりました。
キキクルには、登録した地域の危険度が上がると知らせる通知サービスがあります。気象庁と連携する民間事業者が、アプリやメールで届ける仕組みです。気象庁は、何も起きていない平時から登録しておくよう呼びかけています。
避難の判断は警戒レベルで
避難情報は市町村が出します。防災庁のホームページにある「避難情報に関するガイドライン」(令和8年3月改定)では、警戒レベル3が「高齢者等避難」、4が「避難指示」で全員が避難する段階、5が「緊急安全確保」です。レベル5は命の危険が極めて高い別の段階とされ、レベル4までに避難を済ませることが前提です。
首相官邸のページによると、警戒レベルは1から順に出るとは限りません。市町村の避難情報が出ていなくても、防災気象情報を参考に動くことが大切です。避難は避難所へ行くことだけではなく、安全な親戚・知人宅への移動や、ハザードマップで条件を確かめたうえで自宅の上の階にとどまる選択もあります。
停電の情報と、自治体からの知らせ
停電の地域や軒数、復旧の見込みは、地域の送配電会社(一般送配電事業者)のホームページに出ます。たとえば関西電力送配電の停電情報は、地図や地域名から探せて、プッシュ通知のアプリや公式のXもあります。掲載内容は確定ではない場合があると書かれているので、復旧時刻は目安として見てください。
市町村からの知らせは、防災行政無線、緊急速報メール、テレビ・ラジオ、自治体の防災メールやアプリなどで届きます。首相官邸のページは、こうした入手手段を平時に確かめておくよう挙げています。
【わが家の防災ブックマーク】
ハザードマップポータルサイト(国土交通省)
キキクル(気象庁)と通知の登録
市町村の防災ページと防災メールの登録
地域の送配電会社の停電情報
自宅で調べた結果:洪水 /土砂 /津波注意点
市町村から避難指示や高齢者等避難が出たら、キキクルの色にかかわらず速やかに避難します。気象庁も、自治体の避難情報を軸に、キキクルや川の水位を自分の判断の材料にするよう案内しています。
災害時には、出どころの分からない投稿や転送された情報も広がります。動く前に、ここで挙げた公式のページと照らし合わせてください。
確認リスト
- 自宅の住所で重ねるハザードマップを確かめたか
- キキクルの通知と自治体の防災メールを登録したか
- 地域の送配電会社の停電情報をブックマークしたか
今日、まず確認すること
重ねるハザードマップで自宅の住所を調べ、洪水・土砂・津波の結果と避難先を家族で共有してください。