30秒で分かる説明
eSIMは、スマホの中に最初から組みこまれている、書き換えのできるSIMです。カードを差しこむ代わりに、契約の情報をネット経由で端末に書きこんで使います。店に行ったり、カードが郵送されるのを待ったりしなくても、開通まで進められる場合があります。
詳しい説明
eSIMの「e」は Embedded(組みこまれた)の頭文字です。役割は物理的なSIMカードと同じで、回線の契約を見分けるための情報を持っています。違いは、カードを抜き差しするのではなく、QRコードの読み取りや専用アプリの操作で、契約の情報を書きこむところです。
総務省は2021年8月に「eSIMサービスの促進に関するガイドライン」をまとめ、大手の携帯電話会社にeSIMの提供を求めました。eSIMに対応しているかどうかや、申し込みの方法は、会社やプランによって違うので、各社の案内で確かめます。
便利な一方で、機種変更のときには、新しい端末へ契約の情報を移す手続きが要ります。移し方は会社や端末によって違い、手続きを間違えると一時的に通信できなくなることがあります。手順は各社の案内で確かめてから進めます。
どこで使われる?
- オンラインで申し込んで、その日のうちに開通させたいとき
- 物理SIMとeSIMを組み合わせて、1台で2つの回線を使うとき
- 海外旅行で、現地向けのデータ通信の契約を追加するとき
具体例
仕事用の番号を物理SIMで使っている人が、私用の回線をeSIMで追加しました。1台のスマホで両方の番号を使い分けられ、2台持ち歩く必要がなくなりました。どちらの回線でデータ通信をするかは、設定画面で選べます。
よくある勘違い
- eSIMならどのスマホでも使える、と思われがちですが、eSIMに対応した端末でなければ使えません。
- eSIMは機種変更のときに自動で引き継がれる、と思われがちですが、移すための手続きが必要です。古い端末を初期化する前に、手順を確かめます。