30秒で分かる説明
JSONは、データを「名前」と「値」の組み合わせで書き表す、文字だけのデータ形式です。システムどうしがAPIでやり取りするときによく使われます。人が読んでも、なんとなく意味が分かる書き方になっています。
詳しい説明
JSONは JavaScript Object Notation の頭文字です。名前はプログラミング言語のJavaScriptから来ていますが、今はほとんどの言語やシステムで使えます。たとえば、ある社員のデータは「"name": "山田", "dept": "総務"」のように、名前と値を並べて書きます。
CSVが「表」の形に向いているのに対して、JSONは入れ子の形を表せるのが特徴です。1つの注文の中に、複数の商品が入っていて、それぞれに数量と価格がある、というような構造を、そのまま書き表せます。
書き方の決まりは厳しめで、カンマが1つ多い、引用符が閉じていない、といった小さな違いでも読みこめなくなります。手で書き直したときに動かなくなったら、まずこうした記号を確かめます。
どこで使われる?
- Webサービスや業務システムのAPIのやり取り
- アプリやツールの設定ファイル
- 生成AIに、決まった形で答えを返させるとき
具体例
問い合わせフォームの内容を、別のサービスに自動で送る設定をしたとき、送る中身をJSONで書く欄がありました。最後の項目の後ろにカンマを付けたままにしていたため送信に失敗し、そのカンマを消すと動くようになりました。
よくある勘違い
- JSONはJavaScriptでしか使えない、と思われがちですが、言語を問わず広く使われている形式です。
- JSONとCSVはどちらでも同じ、と思われがちですが、入れ子の構造を持つデータはJSONのほうが素直に表せます。表の形のデータを受け渡すならCSVが扱いやすい場面もあります。