30秒で分かる説明
APIは、ソフトやサービスどうしが、決まった形でデータや機能をやり取りするための窓口です。お店のカウンターで決まった用紙に書いて頼むと品物が出てくるように、決まった形で頼むと、決まった形で答えが返ってきます。
詳しい説明
APIは Application Programming Interface の頭文字です。人が画面を見ながらボタンを押す代わりに、プログラムがAPIを通じて「この日の売上を送って」「この予定を登録して」と頼みます。やり取りするデータには、JSONという形式がよく使われます。
APIを使うには、多くの場合「APIキー」や、OAuthによる許可が必要です。これは、誰がどこまでの操作を頼んでいいかを確かめるための仕組みです。APIキーはパスワードと同じように扱い、人に見せたり、公開される場所に置いたりしないようにします。
APIの中身(頼み方や返ってくる形)は、提供する会社が決めていて、仕様書で公開されています。仕様が変わると、連携が動かなくなることもあります。
どこで使われる?
- 会計ソフトと銀行の口座の明細をつなぐ連携
- ネットショップと在庫管理システムの在庫数のやり取り
- 生成AIを自社のシステムやアプリから使うとき
- 予定表やチャットツールに、ほかのサービスから自動で書きこむとき
具体例
ネットショップで注文が入るたびに、手作業で配送システムに住所を打ちこんでいた会社が、両方のサービスのAPIをつないだところ、注文の情報が自動で配送システムに届くようになりました。打ちこみの手間と、住所の写し間違いが減りました。
よくある勘違い
- APIは専門のエンジニアしか関係ない、と思われがちですが、ふだん使っている「連携」の設定の裏で動いていることが多くあります。
- APIがあれば何でもできる、と思われがちですが、できることは提供する側が決めた範囲だけです。