用語集・AI・データ活用

生成AIとは

文章、画像、音声、動画などを新しく作り出すAI。

よみ:せいせいえーあい英語:Generative AI

30秒で分かる説明

生成AIは、指示を受けて、文章・画像・音声などを新しく作り出すAIです。「この内容でメールの下書きを書いて」と頼むと、それらしい文章を返してくれます。すでにあるものを探してくるのではなく、その場で組み立てるところが特徴です。

詳しい説明

生成AIは、大量の文章や画像から「どんな並びになりやすいか」を学んでいます。文章を作る生成AIの場合は、それまでの文の流れから、次に来そうな言葉を少しずつ選んでつなげていきます。そのため、同じ質問をしても、毎回少し違う答えが返ってくることがあります。

作る仕組みがこうした「予測」なので、事実と違う内容をもっともらしく書いてしまうことがあります。これを「ハルシネーション」と呼びます。数字や固有名詞、法律や制度の話は、元の資料で確かめる必要があります。

仕事で使うときは、入力した内容がどう扱われるかにも気をつけます。サービスによっては、設定や契約の形で、入力をAIの学習に使わせないようにできます。

どこで使われる?

  • メールや報告書の下書き、長い文章の要約
  • 企画のアイデア出し、言い回しの言い換え
  • 画像やイラスト、資料の図の案づくり
  • プログラムの下書きや、エラーの意味の調べもの

具体例

お客さまへのお詫びのメールを書くとき、状況を箇条書きで渡して「丁寧な文面にして」と頼みます。出てきた下書きを読み、事実と違うところや言い過ぎの表現を直してから送ります。ゼロから書くより早く、最後の判断は人が持ちます。

よくある勘違い

  • 生成AIは調べものの答えをネットから探してくる、と思われがちですが、基本は学んだ傾向から文章を作っています。検索の機能がついたサービスもありますが、その場合も出典を確かめます。
  • 一度うまくいった頼み方なら毎回同じ結果になる、と思われがちですが、答えは毎回少しずつ変わります。
関連コラム

「生成AI」が出てくる記事

AI・テクノロジー生成AIはなぜ文章を作れるのか。理解ではなく「続きの予測」生成AIは、人のように意味を分かって書いているわけではありません。文章を細かく区切ったトークン、続きを予測するLLM、学習と推論、一度に読める量、もっともらしい誤りまで、仕組みを日常の言葉で順に説明します。約5分IT基礎AIが教えたサイトが偽物だったら。買い物の前に確かめる4つのこと生成AIに「安く買えるサイト」を聞き、回答に出た偽サイトで注文してしまうケースについて、福岡県警察が注意を呼びかけています。AIの回答に偽サイトが混じりうる理由、公式サイトへ自分でたどり着く方法、入力の前に確かめることを整理します。約4分IT基礎災害や大きなニュースに便乗する偽情報と詐欺。広める前・寄付する前の確かめ方大きな災害の直後には、偽の救助要請、過去の写真を使った投稿、偽の寄付の呼びかけが出回ります。能登半島地震で実際に見られた例と、総務省・消費者庁が示す確かめ方をもとに、広める前と寄付する前に見るところを整理します。約3分AI・テクノロジーAI時代でも人が確かめなければならない仕事AIの答えを仕事に使うとき、事実と数字、外へ出すもの、お金・契約・人事の判断、個人情報、取り消せない操作の5つは人が確かめます。見ただけで通さない確かめ方と、誰が・何を・何と照らして確かめるかの決め方を説明します。約3分IT基礎AIで作った動画は、申告が必要?YouTubeの開示ルールYouTubeでは、AIを使った動画すべてに開示が必要なわけではありません。現実と見分けにくい改変や合成など、公式ヘルプが示す対象と、不要とされる例を表で比べます。投稿時の設定、表示されるラベル、著作権や収益化とは別に考える理由も整理します。約3分AI・テクノロジーAIに質問しても答えがずれる。伝えるべき4つのこと生成AIの答えが思っていたものとずれるときは、目的・前提・材料・回答の形の4つを分けて伝えると、欲しい回答の条件が伝わりやすくなります。短く始めて直す方法、事実の照合、業務資料を入れる前の確認を説明します。約3分