30秒で分かる説明
AIは、人が「考えて判断している」ように見える作業を、コンピューターにさせる技術の総称です。写真に写っているものを見分ける、話した言葉を文字にする、文章を書く、といったことが含まれます。1つの決まった機械の名前ではなく、たくさんの技術をまとめた呼び方です。
詳しい説明
AIは英語の Artificial Intelligence の頭文字で、日本語では「人工知能」と訳されます。今使われているAIの多くは、大量のデータから決まりごとを見つけ出す「機械学習」という方法で作られています。人がすべての手順を書きこむのではなく、例をたくさん見せて、見分け方や答え方を身につけさせます。
AIが得意なのは、過去のデータと似た問題を、速く、たくさんこなすことです。一方で、学んだ範囲の外のことや、正解がはっきりしない判断は苦手です。もっともらしい答えを出しても、それが正しいとは限りません。
最近よく話題になる「生成AI」は、AIの中の一つの種類です。AIという言葉は、迷惑メールの振り分けや、写真の自動整理のように、昔から身近にあった仕組みも含んでいます。
どこで使われる?
- スマホの顔認証、写真の自動分類、音声入力
- 迷惑メールの振り分け、ネット通販のおすすめ表示
- 紙の書類の文字を読み取るOCR、会議の文字起こし
- 文章の下書きや要約をする生成AI
具体例
経理担当の人が、届いた請求書をスキャンすると、AIが取引先名や金額の欄を読み取って候補を出します。人はその候補を確かめて、間違っているところだけ直します。AIが「全部やる」のではなく、人の確認とセットで作業を軽くする、という使い方が現実的です。
よくある勘違い
- AIは人間のように意味を理解している、と思われがちですが、実際にはデータの中の傾向をもとに答えを出しています。自信がありそうな答えでも、確かめる必要があります。
- AIといえばチャットで答える対話型のもの、と思われがちですが、それは生成AIの一例です。目に見えないところで動いているAIも多くあります。