30秒で分かる説明
AIエージェントは、目的を伝えると、やることを自分で組み立てて、道具を使いながら何段階かの作業を進めるAIの使い方です。1回質問して1回答えるチャットと違い、調べる・まとめる・ファイルを作る、といった作業を順番にこなします。
詳しい説明
AIエージェントの中心にはLLMがあり、そこに「道具」を使う仕組みが組み合わされています。AIは「この道具をこの中身で使いたい」と伝え、アプリの側が実際に検索やファイル操作を行って、結果をAIに返します。これを「ツール呼び出し」と呼び、AIと道具のつなぎ方をそろえる規格としてMCPがあります。
AIは結果を見て次の手を決め、目的に届くまでこれを繰り返します。決まった手順をそのとおりに動かすRPAと違い、途中の状況に合わせて手順を変えられるのが特徴です。
その分、思わぬ操作をすることもあります。送信・削除・支払いのように取り消せない操作の前には人が確認する、使える道具や権限を必要な分だけにする、といった決めごとが欠かせません。
どこで使われる?
- 複数のサイトや資料を調べて、比べた結果を表にまとめる作業
- プログラムを書いて、動かして、エラーを直す開発の手伝い
- 受け取ったメールを読み、返信の下書きや予定の候補を作る作業
具体例
「来月の出張の候補日を、関係者3人の予定表から探して」と頼むと、AIエージェントは各人の予定を確認し、空いている日を比べて候補を出します。招待を送る前に人に確認を求める設定にしておけば、間違った日程で送ってしまうことを防げます。
よくある勘違い
- AIエージェントに任せれば人の仕事がなくなる、と思われがちですが、目的の決め方や最後の確認は人の役割として残ります。
- AIエージェントは特別な製品の名前だ、と思われがちですが、LLMと道具を組み合わせた「使い方」の呼び名です。