30秒で分かる説明
pingは、相手の機器に小さな信号を送り、返事が返ってくるまでの時間を測る仕組みです。「相手とつながっているか」と「やり取りにどれくらいの遅れがあるか」を確かめるのに使います。
詳しい説明
pingは、もともとはネットワークの状態を確かめるためのコマンド(命令)の名前です。潜水艦のソナーが音を出して、跳ね返ってくるまでの時間を測るのに似ています。返事があればつながっていると分かり、返ってくるまでの時間から、遅れの大きさが分かります。
この時間は「ms(ミリ秒)」という単位で表されます。1ミリ秒は1000分の1秒です。数字が小さいほど、やり取りの遅れが少ないことを表します。速度テストの結果にも、Mbpsの数字と一緒に表示されることがよくあります。
Mbpsが「一度にどれだけ運べるか」を表すのに対して、pingは「行って帰るのにどれだけかかるか」を表します。Mbpsが大きくても、pingの値が大きいと、ビデオ通話で声が遅れて届くなど、やり取りが遅く感じられることがあります。
どこで使われる?
- 速度テストの結果の見方
- オンラインゲームやビデオ通話の快適さの目安
- ネットワークの不具合で、どこまでつながっているかを調べるとき
具体例
Web会議で自分の声が遅れて相手に届く、と言われた人が、速度テストで測ったところ、Mbpsの数字は十分なのに、pingの値が大きくなっていました。Wi-Fiから有線のLANケーブルに替えて測り直すと値が小さくなり、会議の遅れも気にならなくなりました。
よくある勘違い
- pingが返ってこなければ相手は止まっている、と思われがちですが、安全のためにpingに答えない設定にしている機器やサーバーもあります。
- 回線が速ければpingも小さい、と思われがちですが、運べる量と遅れは別のものです。相手との距離や途中の経路でも変わります。